新聞デビューと卒業は


「新聞ごときに真実が書いてあると信じられる民草は幸せなことだ」
とのたもうたのは、確かUSAの二代目大統領だったかと思います。

ちょっと職場で、新聞読んでる? という話題になりました。
同席していた人の半分以上は某社の人で、社長が訓示で「社会人たるもの、漫画なぞ捨てて新聞を読みなさいと」のたわまれたそうです。

私見ですが、社会人で新聞デビューなんて遅すぎ、超遅すぎ、でんでん虫より遅すぎです。日本で高級紙と言われている朝日・読売・毎日・日経・産経、それぞれヒマのある学生時代のうちに現代用語の基礎知識としてぶちこんでおくべきものでしょう。

社会人になると、もっと自分の専門に深く関わる、日本農業新聞とか、日本自動車新聞とか、シンクタンクが発行する有料レポートとかを読みます。後は玉石混合ですがネットでしょうね。

最近の新聞は、大体が予定稿となっており、例えばスポーツ報道では、あらかじめ穴空き記事を用意しておいて、節目節目の選手の順位とタイムだけをポンヅケで書いて大して校正もせず、メール転送。

新聞社に記事を売っている共同通信とかに頼りっきりの新聞社もあったりして、その内容は当たらず触らずの、毒にも薬にもならない駄菓子のごとき記事にしかならない。

はっきり言ってこの10年で新聞の質は大きく落ちています。敢えて名指しで言ってしまうと、毎日がとくに酷い。前の毎日の紙面が好きだっただけに、泣けてきます。

にも関わらず、相変わらず新聞社の入社は狭き門。もう一回大学受験をやり直すぐらいの気合をいれないと、まず筆記で落ちます。

中味は腐ってきていて、それでいて相変わらずエリートで給料も高いとなると、いずれモラルが崩れて不祥事が続発することでしょう。新聞のような紙媒体のメディアは、TVに比べれば動く金の桁が桁違いに小さいので、あまり利権をちらつかされて提灯記事を書くということはなさそうですが、骨抜きになってきているのは確かです。